はじめに

この記事は、memexさん主催のVR音楽活動のススメ Advent Calendar 2020に向けた記事となります。

こんにちは、VR を楽しく遊んでいる erith/エリス です。 今回は、バーチャル音楽フェス「くらげビート」に出演してみた記録を書いていきます。

私の簡単な音楽的プロフィール

今まで担当してきたパート: ドラム、ギター、クラシックギター(ボーカルは本職ではありません)

2009年にニコニコ動画にてボカロP「シエイカ」として活動を開始し、2015年ごろ活動を休止しました。制作楽曲リスト

その後いろいろあってVRに興味を持ち、昨今の外出規制の中、VRの音楽ライブへ遊びに行くことが増えていきました。

そして、改めてVR世界で音楽活動をしてみたい!と思い今に至ります。

今は、「erith/エリス」という名前でわちゃわちゃしています。VTuberではありません。

くらげビートとは

くらげビートは スマホ/PC(Win/Mac)/VR対応・大人数収容可能な「cluster」や PC/VR対応の「VRchat」上で開催する 「気軽に参加」できる バーチャル音楽フェス です 気軽、だけど、心を込めるっていう意味では本気! 一緒にふわふわビリビリしましょう!

くらげビート公式サイトより抜粋

気軽に参加

くらげビートはどなたでも門戸を開いており、文字通り「気軽に」参加ができるライブイベントです。

Discordサーバーに参加して、募集タイミングの際に参加表明をすることで参加ができます。

2ヶ月~3ヶ月に一度の開催が予定されているので、随時チェックしてみましょう。

くらげビート5に参加した記録

くらげビート5に参加をしました。

この頃はまだVRに慣れていなかったため、過去に制作したボカロ曲を流しながら、ライブ中はギターを弾いているふり(いわゆるエアギター)をしていました。

でも、ステージ上から見える景色はライブそのもので、実際にそこにいるんじゃないかという緊張感をビシビシと感じました。

あとで映像を見てみると、意外とちゃんと演奏している風に見えるんです。VRすごい・・・!

生演奏でなくても気軽に参加できるということをVRライブで実感しました。

もちろん、生演奏、生歌唱をされているかたもいっぱいいて、どの出演者の方も素晴らしいパフォーマンスでした。

どちらかというと、がっつり真剣に音楽フェスというよりも、パフォーマンスを含めた総合的に音を楽しむお祭りという雰囲気。それもまたVRならではという感じで、とても温かみのあるイベントだと思います。

くらげビート6に参加した記録

くらげビート6に参加をしました。

今回はひとつチャレンジをしてみようと思い、生演奏要素を入れる計画を立てました。

ですが、集合住宅である関係上、深夜の生歌唱は難しい。

生がダメなら収録すればいいじゃない!

ということで、前日にスタジオを借りてがっつり歌を録音してきました。

歌はあまり得意ではありませんが、気軽でも本気でビリビリ!という気持ちで慣れないボーカル録音をしてみました。

当日の演目は、ヘッドマウントディスプレイをかぶりながらの演奏が難しいことと、3Dモデルと実際の演奏のモーションが噛み合わなくなる可能性を考え、生演奏要素はエレキギターのみで、デスクトップモードでライブに望むことにしました。

本番はこちら。

演奏的にも歌唱力としても拙い部分がたくさんありましたが、やりたいことはできたと思います。

また、6年ぶりの新曲「忘れられるためにこの歌があるのだから(仮題)」もお披露目できる機会となりました。

この曲は頃合いを見て、どなたかに歌を依頼して音源化を考えています。その時はまた聞いていただけるとうれしいです。

Youtubeコメントもたくさん書いていただきありがとうございます。

ド派手なパフォーマンスや、明るいテンション上がるセットリストが多い中、闇を描いたような曲になってしまったのですが、応援の気持ちが本当にうれしかったです。

会場のカメラワークとステージ演出が本当にエモエモのエモで、VRだから見せれる映像は改めて見てかっこいいと思いました。

前回と比較するとモーションがない分、絵的には寂しい感じにはなってしまったので、モーションを反映しながらの演奏についても何か方法を考えたくなりました。

音声トラブルなどもあった中、ご迷惑をおかけする部分がありましたが、次回の反省点としたいです。

気軽だけど本気という意味について

くらげビートはすべての方に門戸が開かれていて、誰でも気軽に参加が可能です。

ですが、ステージの準備や、ライブに対する準備はみんな本気です。

オノッチさんの手がけるワールド制作とステージ演出のこだわり、ドコカノうさぎさん、ライブの音響周りに関するチェックも欠かさず、スタッフのてすてさんどこさんの、映像に関するこだわりやライブ中に発生する様々な問題に対する気配りも大変素敵でした。

このイベントをみんなで盛り上げよう!という気持ちの人が多く、自然と気合が入っていきます。

主催のおきゅたんさんは、取りまとめと情報整理がとても上手で、なんせもう優しい。優しすぎます。くらげビートに安心感をもたらしてくれる素敵な存在です。そして毎回のパフォーマンスがかわいい!おきゅたんは天使

バーチャルだからできること

音楽だけではなく、バーチャルだからできるパフォーマンスを含めた総合芸術を披露するイベント、それがくらげビートなのかもしれないと思いました。

逆にバーチャルだからこそ魅せれるものっていったい何だろう?ということを考えさせられます。

もし次も出演できる機会があれば、その部分も何ができるか考えていきたいです。

最後に

VRChatやclusterなど、バーチャルの世界で遊ぶ可能性が増えていく昨今、音楽ライブも様々な形が増えてきています。

くらげビートに参加することで、その世界に一歩、足を踏み入れてはいかがでしょうか。

おまけ

くらげビート6でお披露目した新曲の歌詞を折りたたんでこっそり置いておきます。ご興味があればご覧ください。

忘れられるためにこの歌があるのだから

忘れられるために この歌があるのだから
叶うはずのない夢 風に流してくれ

胸の奥底に秘めた 憧れは遠くなり
触れられないまま 何も思い出せなくなった

画面の中でみんなが歌ってる 夜の歌を
いつのまにか 僕も口ずさめるようになった

憧れがいつしか妬みに変わることに気付けなかった
大好きな音楽が聞けなくなった

忘れられるために この歌があるのだから
聞き流されるだけで 良かったのに

誰かの特別になりたくて 声枯らして
伝わらない言葉を 刻む音奏でる

前だけを向ければ 過去は忘れられるのかな
殴られた痛みを 頭からはがしてくれよ

待ち続けるほど 心は強くもてないから
かりそめの望みを 今夜だけ抱かせてくれ

心無い言葉に打ちひしがれて 編みなおした言葉で
歌うことは許されるのだろうか

忘れられるために この歌があるのだから
ありきたりな言葉を 積み重ねる

嗚咽を漏らしながら 言葉に詰まった歌声も
はしゃぎ回る時代に 置き去りにされる

遠くに消えた君が 口ずさむメロディーを
囁くような風が 運んでくれる夢を見てる

忘れられるためにこの歌があるとしても
描かれた悲しみは 消えないのだろう

忘れられるなら 忘れることができるのなら
叶うはずのない夢 歌に流してくれ

boothで音源を頒布しています。無料の音源もあるので、ご興味があればぜひ聞いてみてください。